Netflixで次々と新しいドラマがリリースされ、文字通り沼にはまった状況です。
今月は、韓国ドラマ「セレブリティ」をまず観終えたので、感想を書きます。
数々のヒット作を生み出してきたスタジオドラゴンの最新作ということで、期待して観ました。
また、主人公ソ・アリを演じているパク・ギュヨンさんは、「サイコだけど大丈夫」というドラマで看護師を演じていて、よい印象が残っていました。
ということで、色々と期待して観たのですが、正直に申し上げると、自分がハマった他の韓国ドラマに比べると面白くなかった、という印象です。
韓国ドラマなのに、中途半端な面が多い
最近観て本当に面白かった「ブラッドハウンド」など、韓国ドラマの容赦ない要素をふんだんに盛り込んでいました。
「容赦ない要素」をもっと具体的に申し上げると、容赦なくメインキャラである仲間が死んでしまう、ということです。
しかしこの点において、この「セレブリティ」というドラマは、中途半端感が否めません。
まず、そもそもの設定が死んだはずの主人公ソ・アリが、なぜか生配信を始めて、過去の話を暴露していくという話です。
普通の韓国ドラマであれば、このソ・アリは実際に亡くなっていると思いきや、結局は生きていて、ディープフェイクの技術を使った配信をしていた、という結末です。
そして何よりも驚いたのは、ソ・アリをネット上で攻撃していた「bbbfamous」、正体がソ・アリにばれてビルから飛び降りるシーン、これはやっつけたな!と思って観ていたら、なんと最後に一命をとりとめた、ということ…
このような設定ではズッコケてしまいます。
結局のところ、亡くなったのは、麻薬事件に絡んでいた男性と、ソ・アリの父親の会社に以前勤めていたおじさんの2名くらいでしょうか。
車を運転している最中に大型トラックが横から突っ込んでくる、という韓国ドラマにありがちな設定もありましたが、そのような事故に巻き込まれても亡くならなかったハン・ジュンギョンは超人でしょう!
韓国ドラマなら、容赦なく悪役は始末してほしかったし、そもそもソ・アリは車に乗ったまま海に飛び込んだシーンがあったけど、そのあとどうやって復活したのか?
そのあたり丁寧に描写してほしかったです。
相変わらず悪役たちの顔芸が凄い
華やかなインフルエンサーたちの世界、ということで欲望や嫉妬の渦に、主人公ソ・アリが巻き込まれていくところが、このドラマの見どころなのだと思います。
このドラマで注目すべきなのは、ソ・アリのまわりのカビン会に所属しているインフルエンサーたちの顔芸でしょう。
悔しそうにする顔、困って色々懇願するときの顔、とにかく面白い!
個人的にはソ・アリの昔の知人で、最初は味方のフリをしていたけど、本性を現した性悪女オ・ミネを演じたチョン・ヒョソンの顔芸が凄かったです。
観たことがない俳優さんでしたが、今後注目ですね。
出てくる車もすごい
韓国ドラマを観る一つの楽しみが、出てくる車を観ることです。
今回のセレブリティではアストン・マーティンがたくさん出てきました。
美しい高級車はみていてほれぼれしますね。
しかし、こういった設定は日本のドラマでは中々ないことですね。
スポンサーに気を使って、車のロゴを変なマークで隠すのは、本当に止めてほしいのですけどね。
セレブはイギリス高級車に乗っているという設定は、とても気に入りました。
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