地上波では2022秋ドラマが続々始まっています。
今期は何を観ようかとまとめサイトなどを眺めてみて、実話をもとにしたストーリーが面白そうだ!と思った日テレの「ファーストペンギン」を観てみました。
結論から申し上げますと、とてもよかったし次回以降が楽しみです。

実話の深い話やドロドロした部分をどこまで描けるのか
実話をもとにしたドラマということですが、#1で描かれていた以上の苦労話やドロドロした抗争が実際には色々あったはずです。
既得権の塊のような組織集団に若い女性が一人で飛び込んでいくのは、本当にすごいことです。
しかし、近ごろのテレビのコンプライアンス遵守の方針から、ドラマでは描けないようなことが、実話では多々あったはず、と勝手に憶測しています。
(私は実話のことは知りません。ドラマの公式サイトに掲載されている情報を読んで初めて知った程度です…)
そのあたりをできるだけ省略せずに丁寧に描いてほしいな、と思ったところです。
日本のドラマはエピソード数が限られるからか、何かと省略されることが多いですからね。
キャストが魅力的
主人公の岩崎和佳を演じている奈緒さんは今まで知らなかったのですが、#1の最後のシーンが特に迫力があってよかったです。金八先生の娘を演じていた星野真里さんと顔が似ている気がしましたが、そう思ったのは私だけでしょうか。
しかし、個人的に注目しているのは、さんし船団丸の社長を除く二人の漁師です。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の影響でもはや暗殺者にしかみえない梶原善さんと、個人的にとても好きな吹越満さん、この二人が社長のそばにいる漁師としてどのような役柄を演じていくのか、とても楽しみです。
社長の片岡洋を演じる堤真一さんは相変わらず渋いですが、小声のセリフが聞き取りにくいです…わざとそのように演じているのでしょうか。
どうでもいいツッコミ
#1で一番気になったのは、和佳が事業認定の申請書を提出しに行くシーンですね。
このような役所への申請手続きはそもそも当事者となる組織(今回のさんし船団丸は個人事業主なのか?社長と言っているから法人なのか?)の事業内容を説明する資料が多数必要になるはずです。
社長である片岡の協力なしで、勝手に準備できるのでしょうか。
このあたりも片岡は和佳に全て任せていたのでしょうか。
和佳がクラブみたいなところで統括に迫って印鑑を押してもらっていましたが、あの統括は統括印を夜のクラブにも持ち歩いているのでしょうか。
それとも印鑑を押したのは、後日別の場所だったのでしょうか。
…と、このように普通ドラマでそこまで気にせんだろう、と言われそうなことをいちいち気にしながら観てしまった、変なおじさんです。
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