久しぶりに韓国ドラマ以外のNetflixオリジナル作品で、ドハマりしたドラマがありましたので、感想を書きます。
3月に配信開始されてなんとなく気になっていたのですが、観るのを後回しにしていた「ナイト・エージェント」です。
久しぶりに一度観始めると止まらないドラマに出会いました。
色々と「24」を思い出す
最終的には副大統領が大統領暗殺を狙う、という過激なストーリーですが、そこに至るまでの複雑な人間模様や策略が10話にコンパクトにまとまっています。
アメリカドラマの超名作「24」と似ている部分が結構あるな、と感じました。
最もそう感じたのは、やはり味方だと思っていた、大統領首席補佐官ダイアン・ファーが敵だったということろでしょう。
敵は味方のフリをして近くにいる、というこの手のドラマの常とう手段をふんだんに見せつけられた気がします。
最後にこのダイアン・ファーが処刑されなかったのは意外でしたが…
ストーリーそっちのけでどうでもいい細かいことでいうと、
主人公の名前が「ピーター・サザーランド」ということで、「24」のジャックバウアーを演じた「キーファー・サザーランド」さんとラストネームが同じなのは、何か意図していないのかと勘ぐってしまいます。
また、ピーターとともに重要な役目を担うローズですが、ローズを演じているのはルシアン・ブキャナンさんという方です。
「24」のシーズン4から登場したCTUの名指揮官「ビル・ブキャナン」とラストネームが一緒です。
さらに、このドラマの大統領、女性ですが、ファーストネームが「ミシェル」だったような…
「24」に「ミシェル・デスラー」というとても好きなキャラがいました。
たまたまでしょうし、よくある名前なのかもしれませんが、何だか親近感がわきました。
次々に始末されてしまう協力者たち…
このドラマはハラハラする場面が最初から最後まで続きます。
ある意味このようなドラマの王道ですが、主役であるピーターとローズに協力する人が次々に始末されてしまうのが、とても残念でした。
特にシークレット・サービスに復帰したばかりのエリックが銃撃戦の末に敗れてしまったのは、本当に残念でした。
余談ですが、このエリックを演じているD・B・ウッドサイドさんも「24」のウェイン・パーマーを演じていた人ですね。
「ルシファー」にも出演されていて、とても好きな俳優さんです。
ドラマの中で結構重要な役割を担っていたので、この人が銃撃戦でやられてしまうのは、完全に想定外でした。
それにしても要所要所でピーターを助けるローズが凄い。
なにより、上述したエリックが亡くなってしまう銃撃戦、最後に暗殺者を仕留めたのがローズだったのにはびっくり!
ローズが一人で車の中に留まっていられるわけがないと、なんとなく展開は予想できましたが、カッコよかった!
無理がある設定も結構多いのでは?
このドラマ、面白いことは否定できないのですが、無理がある設定も多かったです。
例えば、ダイアン・ファーのたくらみによって、ピーターが副大統領の娘の誘拐犯に仕立て上げられ、指名手配されてしまいます。
指名手配されているにも関わらず、車で運転して街を移動するなど普通は不可能でしょう。
それともFBIエージェントだったピーターは防犯カメラを避ける手段を知っているとか?
また、ローズが資料館の職員に嘘をついて、資料を手に入れるシーンもちょっとありえないでしょう。
いくらなんでも、「子どもの入試に手を加えられる」なんてことを、見知らぬ人にいきなり言われて信用する人なんているでしょうか?
さらに、船に乗って逃げるシーンもありますが、通信は途切れなかったの?食料は船に積んであったの?
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