NetflixのTV番組TOP10をみるとほとんど韓国ドラマかアニメがランクインしておりますが、その中でもずっと上位をキープしている「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」
色々なところで「面白いよ」と評判で、私が読む本を選ぶ際に参考にすることが多いHonzの創設者の成毛眞さんもご自身のFacebookで絶賛されていました。
ということで今更ながらですが、観始めてみました。
それぞれの事件のほどよい現実感がよい
主人公のウ・ヨンウは自閉症スペクトラムを持っていますが、IQがとても高く司法試験も司法修習もトップの成績でクリアしており、大手弁護士事務所に一度は採用試験に落とされているが代表と何かの縁があって採用されている、という設定です。
ウ・ヨンウの就労環境等の設定自体はあまり現実的ではないのかもしれませんが、各ストーリーで出てくる事件がほどよく現実的で、それをウ・ヨンウが色々な合わせ技を使って解決していくところがきれいです。
#1で介護している夫の殺人容疑をかけられてしまう話、#3で自殺を止めようとする弟が殺人容疑をかけられてしまう話、#4で兄弟が遺産相続でもめる話は、決してエキセントリックな話しではなく、現実でもありそうな話なので親近感をもって観られます。
このあたりは、この前まで観ていた地上波TBSのドラマ「石子と羽男」で扱う事件も、身近なケースが多かったので親近感を持って観られたのと同じです。
余談ですが、ウ・ヨンウが務める法律事務所ハンバダの代表と主人公の父、そしてライバル事務所テサンの所長(?)との関係は、今後のストーリーで明かされていくのでしょうか?
ウ・ヨンウの母親は一体誰なのか?
仲間たちが暖かい
ウ・ヨンウの周りにいる仲間たちが暖かいのもとてもよいです。
視聴者の方は皆様イ・ジュノが好きなのでしょうし、今後のストーリーもイ・ジュノと色々といい感じになっていくのでしょうね。
しかし私は、ハンバダのシニア弁護士チョン・ミョンソクと、ウ・ヨンウの親友トン・グラミが一押しです。
ヨンウの上司チョン・ミョンソク
ミョンソクを演じるカン・ギヨンさんは現在38歳なのですね。若く見えますが40手前ということで、ドラマのミョンソクは何歳の設定なのだろう?
それにしても、#4でヨンウが提出した辞表を受理していなかったミョンソクはカッコよかった。
ハンバダの代表も言っていましたが、最初はヨンウの採用を反対していたのにいつの間にか親身になっているところが憎めないです。
ヨンウの親友トン・グラミ
トン・グラミはなんといってもヨンウとのリズミカルな挨拶がとても魅力的です。
何だ?あのかわいい挨拶は?
この挨拶、ネット上でもここまで話題になっているのですね。
ヨンウとクラミとの学校でのエピソードは#4で出てきますが、ヨンウにいたずらする女子生徒に制裁を下すグラミはとにかくカッコよかった。
さらに#4で自分の父を騙した伯父たちを罵る場面もしびれた!
2番目の伯父は1番目の伯父の犬、と罵るところが最高でした。
注目したい弁護士事務所の人たちの服装
大手弁護士事務所に勤めている人たちだけあって、なかなかいい服を着ています。
ミョンソクは顔は若いですが、着ているスーツが渋くしっかりと体にフィットしていていいですね。
そしてハンバダの代表ソニョンが着ている服、新人弁護士であるクォン・ミヌとチェ・スヨンが着ている服、それぞれ弁護士の格の違いが服でもわかるようになっているのが面白いです。
ソニョンが着ている服は代表弁護士らしく、カッコいいです。
今後もそれぞれのキャラがどのようなファッションで登場するのか、注目して観ていきたいです。
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