昨日に引き続き、2022夏ドラマの感想です。
最終回まで観続けたテレビ東京ドラマ24「雪女と蟹を食う」の感想、#11~#12(最終回)、一言で申し上げるととてもよかったです!感動しました。
感情を露わにした雪女(彩女)がとてもよかった
入山法子さん演じる雪女(彩女)ですが、これまでは感情を押し殺した棒読みな感じに、なんとも違和感を覚えていました。
きっと彩女の設定でこのように演じているのでしょうが、時折みせる楽しそうな感じとは裏腹に、普段の無表情、感情のない言動に雪女のミステリアスさを強調しているのかな、と勝手に解釈していたところです。
しかし、#11で海に入っていくシーン、そして#12で目を覚ますシーン、どちらも本当によかった!
余談ですが#11の彩女が海に入っていくシーン、大昔「星の金貨」というドラマで酒井法子さん演じる彩が海に入っていくシーンを思い出してしまいました。
個人的には今期のドラマ一番の衝撃シーンでした。
感情を露わにした彩女、海に沈む直前に言ったセリフは「生まれ変わったらあなたのような人になりたい」だったでしょうか?
(よく聞き取れませんでした。「あなたと一緒になりたい」だったのかな?)
自分が生きている理由は、夫の役に立つことくらいしか残されていない、とまで言い切った後、死ぬ直前に
「あなたのような人になりたい」とは、北が本当に自由そうに見えたのでしょうか。
結局のところ彩女も北に魅かれていたのでしょうか。
矢張り二人で長時間旅行すれば、それは好きな感情も生まれますよね。
しかし、彩女が北の気持ちに気が付いていたのなら、彩女ももっと早いうちに正直になれたらよかったのでしょうが、彩女は死に向かって確固たる決意を持っていて、この部分がブレずにドラマのストーリーもしっかりしていてよかったです。
そして最終話、彩女は目を覚ましハッピーエンドでとてもよかったです。
ドラマ24の性格からしてアンハッピーエンドかと予想していたので、この展開はうれしい誤算でした。
入山法子さんのインスタをみると、自分が演じた彩女に対する思いなどがたくさん書かれていてすごいな、と正直に思いました。
ドラマ冒頭ではそんなに魅かれなかったのに、最終話にかけて一気に魅かれるのは自分としては珍しいです。
ファンになってしまいそう!
重岡大毅さんの必死な表情もすごかった
重岡大毅さん演じる「北」は、前回の感想にも書きましたが、もう頭の中が彩女のことでいっぱいいっぱいで、初回の登場シーンとは別人物のようです。
そのことは彩女も気が付いていたようで、日記の中で「北の目に別の光が宿っている」ようなことを書いていました。
それにしても重岡大毅さんが演じる北の泣きじゃくる顔がすごかった。(いい意味で)
彩女の日記の最後の「北さん一緒にいてくれてありがとう」の文字は、普通の視聴者でも泣けます。
彩女のことで頭がいっぱいの北があの日記を読むと、泣きじゃくるしかないですよね。
北海道に行きたくなった
私が20代のころは北海道にお客さんがいて、年に6回くらいは行っていた時期がありました。
金曜日仕事して、一泊しレンタカーで北海道周遊なんてこともしました。
この「雪女と蟹を食う」を観て、久しぶりに北海道に行きたくなりました。
北と彩女が最後にたどり着く絶景の公園は四季彩の丘公園というようです。
しかし最後に北と彩女が乗っていた車は何だったのかな?
あのオレンジのM5は離婚した旦那の元に帰ったのでしょうか。
自分には雪女はいませんが、車に乗って「雪女と蟹を食う」のロケ地巡りをしたいです!
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