綾瀬はるかさんが月9主演をされるということで観始めた「元彼の遺言状」ですが、以前の感想をブログで書いた通り、#1~#2があまり面白くなかったのです…
必然的に観るのも後回しになって遅くなってしまいましたが、今更ながら#3から#5の感想です。
「元彼の遺言状」というタイトルと各話はどのように関係するのか?
#3~#5の各話でそれぞれ殺人事件が起こります。
それぞれの殺人事件は独立しており、#5までを観終えたところで、それぞれが関連があるのかわかりません。
大泉洋さん演じる「篠田」について書き記した遺言状が確かに登場した気がしますが、このドラマは数々の殺人事件を解決していきながらも一貫したテーマ(「元彼の遺言状」と関連したこと)を掘り下げていく、というスタイルとは違うのかな?と感じています。
原作も読んだことがないのでわからないのですが、例えばアメリカドラマの「ブラックリスト」のようなそれぞれの事件・犯人が何か一つの線でつながるようなストーリーになっていると、とても面白く感じられると思います…
このドラマの警察も影が薄い… 必要か?
弁護士が主役なので当たり前と言えば当たり前ですが、殺人事件を解決するのは本来警察の仕事であるはずなのですが、このドラマでは一貫して影が薄い…
あれくらいしか登場しないなら、このドラマでは警察は全く登場しなくてもよいのではないか?と感じています。
津々井弁護士は大手法律事務所の代表弁護士という設定だそうですが…
津々井弁護士という麗子の元上司がちょくちょく出てきます。
この人、国内有数の弁護士法人の代表という設定ですが、設定が大きすぎますね。
大手の代表(経営職層)なら一つ一つの案件に時間をさけないのでは?
中規模な弁護士事務所の代表くらいにしておけばよかったのにな、と思います。それだと麗子の設定(国内有数の弁護士事務所出身)と合わなくなるのでしょうか?なかなか難しいですね。
小ネタですが、#5では60過ぎたおじさんが、朝からサンドウィッチを一人で大食いしていましたね。なかなか笑えました。
あっけなく解決する事件
アメリカドラマ、韓国ドラマの観過ぎなのか、例えば犯人がしぶとく抵抗したり、推理が一度は外れて再度検証して初めて犯人にたどり着く、という展開を自分は期待してしまいますが、案外あっけなく犯人にたどり着き、当事者もあっけなく認めて事件解決、というストーリーになっています。
これでは物足りないかな?
1話で完結させるにはこうするしかないのでしょうか。
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