録画がたまっていて、2話連続で観ました。
「ユニコーンに乗って」全体的にほのぼのしていて、ベンチャー企業にありがちなドロドロ感もなく、観ていて癒されます…
そのため、観ていてほとんど不満もないのですが、少々ツッコミ的感想も入れておきたいと思います。
西島秀俊さん演じる小鳥さんが最高!
ベンチャー企業にありがちなストーリーを#4、5ともに描いていますが、西島秀俊さん演じる小鳥さんがとてもいい味を出しています。
普通のベンチャーにはそもそも高齢なオジサンはいないですし、いても現実的にはウザイ人が多いです。
銀行の支店長を辞めてドリームポニーに転職するという設定でしたが、銀行員にありがちな杓子定規・マニュアル絶対主義みたいな面も全く見られません。
#4で佐奈が投資家と食事に行くことに対して危ないと気づくところ、#5でエンジニアの海斗を居酒屋に迎えに行くところ、と要所要所で素晴らしい役割を演じています。
何より#5のアプリ開発の場面、スペックの低いスマホでアプリが動作しないことを小鳥さんのスマホで初めて気が付くところ、
これは現実世界での開発している人にとっては見落とすはずないだろ!と突っ込みたくなるところでしょうが、もうこの会社小鳥さんがいないとダメ、って状況にまでなっているのでは?
恋愛要素は薄くていいのですが…
前回の感想にも書きましたが、佐奈と功の恋愛要素は正直薄くてもよいと思って観ています。
しかし、#5のラストはそうも言っていられない展開になってきましたね。
自分はベンチャー企業に勤めたこともないのでわからないのですが、矢張り起業から苦楽を共にしてきた男女は惹かれあうものなのでしょうか。
どちらかというとドリームポニーという会社の成長と小鳥さんの関わりに重点を置いてストーリー進行してほしいのですが、恋愛要素は視聴者が望んでいるのでしょうかね。
以前観ていたNetflixの「スタートアップ 夢の扉」というドラマもベンチャー企業の話でしたが、恋愛要素が多分に含まれていました。
羽田佐智はギャグキャラなのか?
これも前回と同様の感想ですが、広末涼子さん演じる羽田佐智は自分で起業して会社を大きくした佐奈があこがれるスーパーウーマンの設定です。
しかし、着ている服がみていてなぜかくすっと笑ってしまう服であったり、審査委員として発言する内容もありふれた内容で、「えっ、その程度のことしか質問しないの?」と思ってしまいます。
このあたり、プレゼンのシーンに時間を割いていないから仕方ないのかもしれませんが、もう少し存在感を服以外で出してほしいですね。
広末涼子さんは間違いなく、若い時より今の方がきれいだと思うのですが、羽田佐智のキャスティングは違うのではないの?と思って観ています。
広末ファンはこの役であってもうれしくて観てしまうのでしょうか…?
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