地上波では2023年1月スタートの冬ドラマが続々始まっています。
録画が溜まっていたものを徐々に観始めています。
まずは、フジテレビの木曜22時のドラマ、「忍者に結婚は難しい」の感想から。
まだ2話しか放送されていませんので、これからの展開に期待ですが、結論としては「別に忍者でなくてもいいのではないか?」という一言に尽きます…
菜々緒さんのアクションを期待して観始めたのですが…
よく調べもせず、タイトルとキャストから菜々緒さんがアクションを繰り広げるドラマなのか、と勝手に期待して観始めました。
このブログを書くために、ドラマのオフィシャルホームページをみると、なんと「ラブコメディードラマ」と書いてあるではありませんか!
まだ2話しか観ていませんが、実際にアクションシーンは皆無です。手裏剣をさっと避けるシーンが唯一あったくらいでしょうか。
これからもこのようなゆるい展開が続くのなら、自分が期待していたものとは違うな、と思っています。
(勝手に期待しておいて失礼な話ですが!)
原作者は横関大さんという「ルパンの娘」を書いた方なのですね。
「ルパンの娘」は昔2,3話観てから、観るのを止めてしまったドラマです。
忍者でなくてもこの夫はひどい
鈴木伸之さんが演じる夫の悟郎さんは、正直ひどいですね。
これは忍者でなくても妻は怒るでしょう。
忍者という素性を隠すために、わざとあのような「くず旦那」を演じているのなら仕方ないかもしれません。
しかし、パンの食べこぼしを床にパッパと捨てたり、自分で食べるものを決められなかったり、というのはもはや大人になりきれていないお子様でしょう。
菜々緒さん演じる蛍が「バカなの?」とさらっと言うところに、全てが詰まっている気がします。
今後のストーリーで、あんなにひどかった「くず旦那」が、実は頼りになる「すごい男」だったんだ!なんて展開になるのでしょうか。
なぜ設定が「忍者」なのだろう
令和の忍者だから、「忍者」という言葉から想像できるような武器や術を使った戦いは全くしない、という設定のようです。
しかし、#1でドローンを使ったり、#2では単に郵便局の職員として聞き込みを行ったり、と普通の探偵と何ら変わりません。
#2で忍者でない部下の郵便局職員に「ドローンのことSNSで調べて」と頼むところなど、もはやなんと言ったらいいのやら…
伊賀流・甲賀流にわけたうえで特に伊賀流は構成員も多く、組織を大きくみせているところくらいが忍者らしいところでしょうか。
菜々緒さんが演じる蛍がなぜ普段は薬剤師なのだろう、と疑問に思ったのですが、これは甲賀流が薬に強い流派だから、ということなのですね。
伊賀流の構成員が郵便局に集中して勤務しているのも、何か理由があるのでしょうか。
しかし、薬剤師と郵便局職員で、世田谷の立派な戸建てを賃貸しているところもすごい設定だな。
今後の展開に期待したいのですが、最近のフジテレビのドラマの劣化には正直あきらめがついています。
久しぶりに「ミスデビル」以来の菜々緒さんのスカッとするアクションが観られると思ったのにな。
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