2週間分録画がたまっていたので、一気に観ました。
マンガを実写化したドラマの中には、原作の世界観をぶち壊してしまっており、途中から観なくなるドラマもあります。
そんな中、元々好きだった「正直不動産」を原作に忠実に実写化してくれるとは、NHKさん、ありがとう!
エピソード(2)で描かれている「家賃トラブル」
エピソード(2)の「一位にこだわる理由」は、家賃トラブルがメインテーマになっています。
ドラマでは、間をとった結果でハッピーエンド、という結末でした。
ドラマを観ている途中、このオーナーの身の上話さえも嘘なのでは?と疑ってしまった自分は、よっぽど擦れているのでしょうか!?
しかし、不動産投資をしている身からすると、家賃トラブルはぜひ避けたいところです。
私は結婚前は賃貸マンションに、約10年間住んでいました。
契約する際に今でもはっきり覚えているのが、「オーナーに毎月の家賃を1,000円値引きできないか、交渉してみる」と不動産屋の方が言ってくれたことです。
実際に契約するときには、当初の募集家賃から1,000円値引いてくれました。
このマンションには10年住んだので、単純に計算しても10年で12万円、賃借人の自分は得したことになりますが、オーナーは大変です。
しかし今考えると、本当に値引いてくれたのか、元々募集の段階で1,000円高く設定していたのかはわかりません。この不動産屋さん、他のお客さんにも同様のことを言っていたのを、偶然私は聴いてしまったのですよね!
ドラマでは10,000円の家賃変更を巡り様々なやり取りがなされ、最後は5,000円アップで決着します。
借入をして購入したり建設したりしているオーナーにとっては、月1,000円の収入ダウンでも結構響くと思いますが…
エピソード(3)で描かれている「ペアローン」
「ペアローン」は現実が見えていない新婚夫婦を食い物にする、とてもまずいローンだと思っています。
実際にパワーカップルと呼ばれる、高所得者同士の夫婦でペアローンを利用する人が多いようですし、「離婚なんて絶対にしないから私たちにリスクはない」と言われるのでしょうか。
自分はどうかって?もちろんペアローンは組んでいませんし、住宅の名義も自分ひとりです。
共働きですが、パワーカップルにも程遠いですからね!
そんな状況の中で、山Pが演じる主人公永瀬の放つ正直な言葉一つ一つが素晴らしすぎます。
永瀬の言葉に影響されて、妻に本心を訴える旦那さんもなかなかよかったです。
ペアローンに限らず結婚観など全体を通して、「自分たち夫婦はどうかな~」と色々考えさせられるエピソードでした。
余談
銀行員の役を演じている泉里香さん、とても美人です。
お恥ずかしながら今まで存じ上げなかったのですが、出演者情報の「泉里香」の表記をみて、「香里奈」さんがこのドラマに何かの役で出演しているのか?自分が見逃してしまったのか?と勘違いしてしまいました。
よく見たら全然違う。老眼か?
どちらのファンの方にも怒られそうですが、表記が似ていません?
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