3月は仕事が立て込んでしまうので、地上波ドラマの録画もかなり溜まっておりました。
2023年冬ドラマも続々と最終回を迎えておりますが、まずはフジテレビの「忍者に結婚は難しい」の感想から書いておきます。
始まったころは「忍者」の要素が少なくて全く面白くなかったのですが、後半で話が進むにつれてどんどん面白くなってきて、何だかもったいないな、と感じたドラマでした。
最近のフジテレビのドラマのひどさには辟易していたのですが、今回はいい意味で期待を裏切ってくれました。
WBCの中継と時間が重なって、視聴率も全く振るわなかった、とネット記事にまでなっていましたが、色々ともったいないドラマでした。
悟郎さんと蛍のカップル、最終回の離婚届と弁当と手紙を届けられるシーンが本当に良かった。
なんだかんだ言って、お互い言いたいことを色々言い合えるカップルが、本当にいいカップルなのでしょうね。
音無、カッコいい~!
#8から#9にかけて、最初の殺人の容疑者かとまで疑われた勝地涼さんが演じる音無ですが、最後まで裏切らず、悟郎さんを助けました。ほんとカッコよかった!
途中まで「この人が裏切り者か?」と視聴者に邪推させておきながら、最後の最後まで自分の正義を貫いていました。
最終回で、総帥である風當城水にたてつき伊賀の雑魚たちを倒すシーン、この展開も本当に意外でしたがよかったです。
しかし、どうでもよいツッコミですが、最終回のラストシーン、2年も経過しているのに、音無の娘さんがほとんど成長しておらず変わらない姿だったのは残念でしたね…
共感できる要素が全くない小夜
伊賀の総帥の孫娘なのに、全然貫禄もないし、悟郎さんをとられた蛍に嫉妬している小夜さん、残念なキャラでした。
しかし、最初の赤巻議員の殺人犯が小夜だったとは!
色々な意味で予想を裏切られたドラマでしたが、この展開も事前には全く読めませんでした。
上昇志向が強いこと、同性に対する嫉妬が凄いことの2点から、共感できる余地はないキャラだったのですが、最後は祖父である風當城水にもぞんざいな扱いをされていました。
キーパーソン的なキャラクターだったとはいえ、伊賀の中でいったいどういう役割を期待されていたのだろう?
直系親族が一人しかおらず、その一人が女性だったなら、なんとか女性が総帥になれるようにルール変更したりしないのかな?その点では風當城水のキャラも、よく理解できませんでした。
しかし、女性からみると小夜はどのように映るのか、興味がありますね。
宇良くん、やっぱり忍者だったのね。
このドラマは冒頭のエピソードでは、全く忍者っぽい設定がなく、なんで「忍者に結婚は難しい」というドラマなんだろう、という展開が多々ありました。
そのような冒頭のエピソードの中で唯一忍者っぽい行動をとっていたのが、郵便局のインターン(アルバイト?)の宇良くんだったわけですが、なんと終盤のエピソードで正体が明かされました。
やっぱり忍者だったのか!
演じている藤原大祐さんは初めてみましたが、北村匠海さんと顔が似ていると感じたのは気のせいでしょうか。
宇良くんがドラマの中の癒しキャラになっていてよかったです。
最後、伊賀の総帥が変わるシーン、結局宇良くんの母親が総帥に就任した、ということでしょうか。
風當城水の「女が総帥になることなどありえない」という言葉を真っ向から否定したわけですね。
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