8月は旅行に出かけたりして、全くブログ更新をしておりませんでした…
相変わらずNetflixのドラマを観続けていて、地上波ドラマを観る機会は減ってしまいました。
地上波2023年夏ドラマで観ているのは「トリリオンゲーム」と「VIVANT」だけです。気が付くとどちらもTBSですね。
まずは「トリリオンゲーム」の感想から書きます。
原作マンガは読んでいませんが、起業した若者がビジネスを進めて会社を大きくしていく、というコンセプトに魅かれて観始めました。
結論から申し上げますと、「現実を考えると明らかに無理筋な部分も、この目黒蓮さん演じるハルが進めると何だか許せてしまうな、まあドラマだからしょうがないか」、と暖かい目で観られる不思議なドラマです。
私はSnow Man推しでもなんでもないですが、目黒さんは、私が昔勤めていた頃に一緒によく飲んでいた同僚に似ているのですよね。それもあって親近感がわきます。
リンリン社長、もっと頑張って!
主人公のハルとガクの二人のドラマだということはわかっていますが、社長である凛々にもっと頑張ってほしいのですよ。
序盤のエピソードでは凛々がAIのフリをして、花を買いたい顧客へのアドバイスを行うなどして頑張っていましたが、エピソードが進むにつれて、凛々の出番がほぼなくなっていますよね。
原作でもこのような残念なキャラなのでしょうか。
そもそもトリリオンゲーム社のEC事業はどうなったのでしょう?
ゲーム事業とネットテレビ事業の売上が大きすぎて、Webで花を売ることはしない、という判断をされたのでしょうか。
それにしても、凛々を演じている福本莉子さんは、このドラマで初めてみたのですがなかなか魅力的です。
調べてみたら、過去Netflixの「金魚妻」に1話だけ出演されていたのですね。全く気が付きませんでした。
馬鹿正直な凛々のキャラを買って、ハルとガクはトリリオンゲーム社の社長に凛々を迎えたわけですから、ハルの詐欺師的な動きと、凛々の正義がぶつかる場面をもっと増やしてほしいと思います。
ドラゴンバンクはあえてトリリオンゲームに負ける役を演じているのか?
韓国ドラマでも、大きな財閥が小さな会社を徹底的にいじめて奈落の底に落とすシーンがよくみられます。
トリリオンゲームでも、ドラゴンバンクが色々と妨害工作を企てますが、全て失敗しています。
オフィシャルホームページの黒龍一真の説明には、「日本最大のIT企業ドラゴンバンクを一代で築き上げた怪物経営者」「周りののびている会社はひねりつぶす」「血も涙もない人物」などと書かれていますが、この人、トリリオンゲーム社との戦いに関しては色々とわきが甘いですよ。
本当に一代で日本最大のIT企業を築き上げてきたの?
これまでのハルの逆転劇を観ていると、わざとトリリオンゲーム社にやられているの?と疑ってしまうほど、わきが甘いです。
特に大手芸能事務所ゴップロの買収劇では、「ヒムロ」のコントロールをできていない時点で、買収防衛失敗でしょう。
大前提として、娘の取締役桐姫が敵か味方かわからない状況で、トリリオンゲーム社をつぶそうとすること自体、間違っていたのでは?
しかし結局のところ、黒龍社長は桐姫のハルへの想いに気づいていて、#8の最後にとんでもない提案をしてきました。
今後の展開が楽しみです。
矢張り、この人のオーラは凄いな
ドラゴンバンクの社長の黒龍一真がこのような状況ですから、演じている國村隼さんにはなんの罪もないですがあまり迫力もなく、魅力を感じる悪役になりきれていません。
それとは対照的にこのドラマで独特のオーラを放っているのが、矢張り吉川晃司さんでしょう。
吉川さん演じる祁答院はお茶目な面も備えていますが、ここぞという時の押しが強い!
しかし祁答院の出番もゴップロ買収後は減ってきていて残念です。凛々以上のキーパーソンでしょうけど、今後どのように活躍するのかな?
それにしても、吉川さんは年を取ればとるほどカッコよくなっている!どうやったらこんな魅力的な年の重ね方をできるのだろうか?
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