ブログの更新がかなり空いてしまいました。
9月中に仕上げなければならない仕事があって立て込んでいました… というのは言い訳です。
本当にブログを毎日毎日更新されている方々はすごいです。
10月になってしまい、2022秋ドラマが始まろうとしていますが、観続けていた2022夏ドラマ、2つとも観終わりましたので、感想を書きます。
まずはとてもお気に入りだった「石子と羽男」です。
一言で感想を述べると、最後まで羽男のさりげない優しさがとてもよかったです。
続編希望します!
羽男がブレないキャラで本当によかった!
#9で落ち込んでいる石子を慰めるシーン、「お茶飲む?」と尋ねて窓からお茶を渡すシーン、
#10最終回のラストシーン、司法試験の試験会場に向かう石子への傘を携えてあげるシーン、
どちらもとてもよかったです。
羽男が見かけはチャラそうに見えて、実はとても繊細で優しいキャラだというところに魅かれる人も多いのではないか、と思います。
石子も羽男を茶化してスルーするように見えて、羽男のことをしっかり信頼しているようでバディもののドラマとしてとてもよくできているドラマでした。
そして#9で明かされた羽男が震えだす理由、これは父親の影響だったのですね。
子育てしている自分は観ていて「こうならないように気を付けよう」と思ったところです…
事件当事者となった大庭
このドラマの感想で一貫して申し上げてきたことは、このドラマに恋愛要素はいりませんよ、ということです。
#8までは正直立ち位置が微妙、というか別にいてもいなくてもいいのではないか、くらいのキャラだった大庭が#9では再び事件当事者となりました。
単なる事件当事者ならゲスト出演でもよいのではないかと思うところですが、罪をかぶろうとする大庭を説得するために送った石子の手紙はとてもよかったです。
ここにつながるための伏線としての恋愛関係の設定であったのなら、自分が浅はかでした!
細かなツッコミ
このドラマは最近の地上波ドラマでは珍しく、自分にとってとてもグッとくるよいドラマでした。
しかし褒める続けるだけでは芸がないので、少し細かなツッコミも入れておこうと思います。
不動産投資詐欺の設定
そもそも#9~#10の2話にまたがって続いたこの不動産投資詐欺の話、
確かに不動産投資詐欺は多いとは思うのですが、焼身自殺を図ること・勤めていた会社の上司に騙されて勝手に会社の代表取締役に登記されていたこと、という2つの設定についてです。
この設定は、このドラマが一貫して描いていた「-そんなコトで訴えます?-」の「そんなコト」
つまりは日常でよく起こりそうだけど、こんなことでも弁護士に相談してもよいんだ!と気付かせる案件としては少々重たい案件だった気がします。
不動産投資詐欺ときくと、NHKで放送された「正直不動産」を思い出しますが、「正直不動産」とかぶらないことを意識されたのかな?
最近の若者の間ではやっているとも聞く、仮想通貨詐欺とかではだめだったのでしょうか?
一つの事件の裁判官と弁護士は親子でもよいの?
私は司法の専門家ではないので、細かいルールや事情は知らないのですが、#9~#10の裁判の裁判官が羽男の父親に途中で代わり、そのまま羽男の裁判を父親が担当していました。
この設定は司法の世界では特に問題なく許されることなのでしょうか。
独立性がどうのこうのとうるさく言われる世界だと、該当事件の弁護士が自分の息子である場合、その裁判からは担当を外されるような気がするのです。
御子神はもっと掘り下げてほしかったな
#9~#10のラスボス的立ち位置だった、田中哲司さん演じるエンジェル投資家の御子神ですが、最後のつかまり方はあっけなかったです。
へー不動産投資詐欺とは全く別件でつかまってしまうんだ、と呆然とした感想を持ってしまいました。
御子神の不正を暴き、投資詐欺を根本から根絶やしにするため、もう1話くらいあってもよかった気がします。
しかしそう展開すると、このドラマのテーマ「-そんなコトで訴えます?-」の主旨とずれてしまうのでしょうね。
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