ちょっと仕事が立て込むと、すぐに更新が滞る典型的なダメブログです。
ドラマを観る時間も限られていますが、録画が溜まっている「ファーストペンギン！」を2話続けて観たので、感想を書きます。
結論は、＃５はちょっとどうかな…と思いましたが、＃６はこれこそが「ファーストペンギン！」という感じでとてもよかったです。
原作には描かれていなかった漁師片岡の家族の話
原作で登場する長岡さんが、おそらく堤真一さんが演じる片岡なのでしょう。
原作では長岡さんの人間模様は色々と描かれていましたが、長岡さんの家族の話は出てきませんでした。
＃５は片岡の家族の話がメインでした。
初回から気になっていた和佳から「先生」と呼ばれていて、和佳に色々と親切にアドバイスしてくれている男性、誰なのだろう？とずっと疑問に思っていましたが、和佳の息子進の主治医だったのですね。（私が見落としていただけなのかもしれませんが…）
まるでコンサルタントのようだったので、医師であるとは想像もできませんでした。
確かに先生と片岡のやり取りは、胸にぐっとくるシーンもありました。
医学部に進学したいけど、親に学費の面で無理させないために嘘ついて憎まれ口をたたくなんて、単純だけど子どもをもつ親としてはグッときました。
でも、私がこのドラマに期待しているのはそこではないんですよね。
原作で描かれている主人公がさんし船団丸を軌道に乗せるために苦労した様々な話しをもっと描いてよ！と思いながら観ていました。
極めつけが先生の恋愛対象が男性だとは！
確かに最近のドラマでは、LGBTを描くケースが多いですが、このドラマでは必要ない設定でした。
#6は船団丸も悪役も最高だった
＃６は船団丸がテレビ取材を受けることを聞きつけた漁協関係者や他の漁師たちの嫌がらせが、とてもひどかったです。
ただ、漁協関係者をはじめとする悪役がわかりやすすぎる悪役を演じていて、個人的にはとてもよいと思いました。
田舎の嫌がらせは激しいでしょうからね。
それに対してくじけない和佳と片岡、この二人のコンビの息があったとこはもとてもよかったし、告発すると見せかけて嫌がらせをやめさせるところ、最後に「仕返しすることが目的ではなく、浜を盛り上げる人を増やすことが目的だ」と言った和佳はカッコよかった！
こういう話をこのドラマには求めているのですよ！
あの女性のどこを好きなのだろう？
＃６ではこのドラマで実はキーパーソンなのではないか、と思っていた鈴木伸之さん演じる永沢くんの話も一つの重要なポイントだったと思います。
しかし、神戸に住んでいるという非常に性格の悪いあの女性、どこがよいのでしょう？
遺産を引きついでお金があるなら、旦那になる男に好きな仕事をやらせてあげれば？と思うのですけどね。
「しっかり腰を据えて安定した仕事を見つけてほしい」と言ってしまうなんて、そのあたりは妙に堅実なのですね。中途半端な金額を遺産相続したのでしょうか。
あのような人のいい男性だから、あのような性格悪い女性を好きになるのか？
色々と考えさせられる設定でした。
次回から永沢くんが出てこなくなるなら寂しいですね。
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