2022秋ドラマの感想第3弾、日テレで日曜夜10時30分から放送される「霊媒探偵・城塚翡翠」の感想を書きます。
意図したわけではないですが、2022秋ドラマで観ているのが「ファーストペンギン!」「祈りのカルテ」に続き、日テレばかりになりました。
視聴のきっかけ
推理もので、しかも超現実的な霊媒的な要素があること、これは一昨日感想を書いた「祈りのカルテ」とは似て非なる推理ものだろうから比較してみたいな、と思ったことが大きいです。
同じ日テレで土日に推理ものドラマが2つ続く、というのはテレビ局として何か狙っているのかわかりませんが、「祈りのカルテ」よりずっと面白かったです。(後述のようにがっかりしたところもありますが…)
さらには、おじさん個人の趣味丸出しですが、城塚翡翠を演じる清原果耶さんがとってもタイプ!ということもあります。
全く知らない俳優さんでしたが、調べてみると大昔NHKで観ていた「精霊の守り人」で、綾瀬はるかさん演じる主人公バルサの幼少期を演じていたようです。好きで観ていたけど思い出せません…
瀬戸康史さんがとてもいい味を出している
原作を読んだことはありませんが、城塚翡翠とともにキーパーソンとなる推理作家の香月史郎、この人を瀬戸康史さんが演じていますが、とてもカッコいいです。
この方失礼ながら、かわいい感じのキャラを売りにしていたのではないか、と思っていました。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも北条義時の弟時房を演じていますが、あまり貫禄もなくどちらかというとお茶目な印象を持ちました。
しかし、このドラマで演じている香月史郎は深みがあってよかったです。
最初観たときは本当に瀬戸さんかわからなかったほどです。瀬戸さん、カッコいいぞ!
余談ですが、警視庁の警部の役を及川光博さんが演じています。一昔前なら及川さんが香月史郎を演じていたのでは?なんて勝手に想像していました。
憑依のシーンはよいがその後の結末は…
このドラマの肝となるシーンである翡翠が霊力を使って憑依するシーン、これはよかったです。
翡翠を演じる清原果耶さん、迫真の演技が魅力的です。殺された結花さんに似せていることもよくわかります!
殺された結花さん、史郎が好きだったのですね。憑依された翡翠がどこまで史郎に迫るのだろうと思いましたが、適度なところで憑依が終わったのは仕方ありません…
しかしこの憑依の演技の迫力とは裏腹に、真犯人逮捕の結末にはがっかりです!!
コップの破片と眼鏡の破片が混ざっているって?
しかも、鑑識が遺体の真横に落ちている破片を全ては調べていないって?
いくらなんでもそんなことあります?
「祈りのカルテ」もそうですが、ドラマの原作となっている小説は、警察や医療の現場をあまり取材せずに作られるのでしょうか?でも「祈りのカルテ」の原作者は医師でしたね…
清原さん、瀬戸さん、及川さんが好きなので観続けるとは思いますが、今後のエピソードではもっとスケールの大きな話になっていくのでしょうか。
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