前回は2022年に観たNetflixのドラマを総括しました。
今回は、地上波ドラマの総括をします。
2022年に地上波で観たドラマ
2022年の1月から順番に観たドラマをリストアップすると下記のとおりです。
点数は完全に私の主観です。7点以上を青字にしています。
13個のドラマを観て、今年最も高評価なのが、原作マンガの以前からのファンであった「正直不動産」です。
1.真犯人フラグ・真相編 (日テレ) → 10点満点で5点
2.DCU (TBS) → 10点満点で7点
3.愛しい嘘~優しい闇~ (テレ朝) → 10点満点で5点
4.鎌倉殿の13人 (NHK) → 10点満点で8点
5.元彼の遺言状 (フジテレビ) → 10点満点で3点
6.正直不動産 (NHK) → 10点満点で9点
7.マイファミリー (TBS) → 10点満点で6点
8.ユニコーンに乗って (TBS) → 10点満点で6点
9.石子と羽男-そんなコトで訴えます?- (TBS) → 10点満点で8点
10.雪女と蟹を食う (テレ東) → 10点満点で7点
11.ファーストペンギン! (日テレ) → 10点満点で7点
12.祈りのカルテ (日テレ) → 10点満点で2点(途中で観るのを止めた)
13.霊媒探偵・城塚翡翠/invert 城塚翡翠 倒叙集 (日テレ) → 10点満点で5点
今年最も高評価の地上波ドラマ(10点満点で9点) 「正直不動産」
今年最も高評価なのは文句なしに「正直不動産」です。
マンガの実写化はコケる例もあったので、原作ファンとしてドラマ化されると聞いた時に心配しました。
しかし、これは不動産会社のようなスポンサーの影響を受けないNHKだから、実写化しても原作に充実にできたのではないか?と思います。
山Pは顔が変わったのか?と思いましたが、主人公永瀬財地にばっちりはまっていました。
正直10点でもよいのでは?と思うのですが、1点の減点要因は、以前の感想にも書いているとおり、社長の登坂寿郎は、草刈正雄さんのようなダンディーなキャラとは違うんですよ。(何度も書いていますが、草刈正雄さんは好きですよ…)
10点満点で8点のドラマ 2つ
鎌倉殿の13人
2年ぶりに観た大河ドラマ、個人的にとても面白かったです。
三谷幸喜さん脚本ということで、前回の「真田丸」もよかったですが、「真田丸」とはまた違った面白さがありました。
とにかく次々に人が死にますが、このような描写をしていいのだろうか?というくらい思いきっていましたね。
観ていた方なら共感して下さると思いますが、個人的には佐藤浩市さん演じる上総広常の粛清シーンが凄かった。
そして最終回の義時の死のシーン、これも衝撃的で頭から離れません。
NHKさん、「正直不動産」と「鎌倉殿の13人」というドラマ2つのために、高い受信料を払った甲斐がありました。素晴らしいドラマをありがとうございます!
石子と羽男-そんなコトで訴えます?-
とても心温まるドラマでした。
主人公の二人が全く相容れないキャラのようで、実はぴったり息が合っているところがとてもよかった。
そして羽男のさりげない優しさが、心にグッときました。
羽男を演じた中村倫也さんはよく知らなかったのですが、このドラマで好きになりました。
石子を演じた有村架純さんはなんだか顔が変わりましたか?
取り扱う事件もドラマのタイトルのとおり、身近で起こりそうな事件が多く、興味をもって観続けられました。
続編はないのだろうか?と期待しています。
10点満点で7点のドラマ 3つ
DCU
さすがTBSの日曜劇場ということで、お金をかけて撮影しているのかな?と思うシーンも多々あり、
主役の阿部寛さんがカッコよすぎ、
さらに、重要なキーパーソンとして登場する吉川晃司さんの出で立ちが凄くて、
もうこの二人は年取ってからの方がカッコよさを増していて、それだけでもすごかったです。
ストーリー的には、尺の問題なのか重要な部分がすっ飛んでいたり、もう少し丁寧に描いてよ、と言いたくなるところもありましたが、十分楽しめました。
個人的には自分が好きな、長島スパーランドや八景島シーパラダイスが出てきて楽しめました。
雪女と蟹を食う
テレ東が得意とする旅番組を彷彿させるドラマで、本当は暗い話のはずなのに、とても楽しい設定だったのがよかったです。
また、旅のお供だったオレンジ色のBMW M5、美しかったな。
雪女の彩女を演じた入山法子さん、今までもよく見かけていましたが、このドラマのラスト2話でとても引き込まれました。
死を覚悟した彩女を演じた入山さんが本当に素敵だった!
自分も久しぶりに北海道まで車で旅したいな、と思ったドラマです。
ファーストペンギン!
面白くて原作本も買って一気に読みました。
主役の和佳を演じた奈緒さんは、全く知らなかったのですがとても引き込まれました。
演技が迫力があって、見た目とは違うギャップがよかったです。
最終回の演技、まるで武士の世界か、はたまた任侠の世界か?と思わせる演技ですごかった。
内容もとても面白く、地方ではありがちな、村八分的嫌がらせをうまく描いていたこと、それにうまく対峙していく主人公たちの奮闘ぶり、どれをとってもとてもよかったです。
欲を言えば原作の世界をもっとドラマでも描いてほしかったかな。これも尺の問題なのでしょうか。
コメント