面白くてどんどん観進めてしまうNetflixの「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」、14話まで観終わり残り2話、そろそろ佳境に近づいてきたのでしょうか。
Netflixの韓国ドラマはドハマりして、最後の結末を観ないと気が済まず、早く観終わってしまいたい気持ちが先行することが多いのですが、この「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は終わるのが寂しく感じる珍しいドラマです。
これが俗に言う「〇〇ロス」というやつでしょうか。
#11は因果応報を端的に表現していた…
#11のタイトルは「お塩君、胡椒ちゃん、しょうゆ弁護士」と一見すると「?」と思うタイトルでしたが、韓国ドラマにありがちな因果応報(要は悪人は成敗される)を端的に表現していて、このドラマにしては珍しい展開だと思いました。
エピソード11では原告の不倫相手(?)の女性に偽証させて、宝くじの当選金を山分けさせることに成功します。
観ていて「え?こんな単純に裁判が進むの?」と少し拍子抜けしましたが、その後さらなる展開が控えていたわけですね。
このドラマでは「悪人が死ぬ」という展開が、今までなかった気がします。
そのため、最後に依頼人が車の衝突であえなく亡くなってしまうシーンは、そのような心構えをせずに観ていたので、とてもびっくりしました!
それにしても、ヨンウが依頼人の男性から、当選金が仮に離婚する場合には財産分与の対象になるか質問された時の葛藤、わかるな~
しかし、そんな葛藤するヨンウに対して、しっかり守秘義務を守るように伝える上司のミョンソクはここでもカッコよかった!やはりミョンソク弁護士がとてもいいです!
#12ではよく見かけるあの人が…
#12のエピソードもまたとてもよかった!
#12でヨンウの対立相手の弁護士として登場するのがイ・ボンリョンさんで、最近自分が観ているドラマでよく見かけます。
記憶しているだけでも「海街チャチャチャ」「再婚ゲーム」「ナルコの神」に出ていたはずです。
個人的には「海街チャチャチャ」の刺身屋の社長で大家さんの役がなかなか味があってよかったです。
今回は、ヨンウが弁護士として何を重視するのかを考えさせられる回だったのだと思います。
このイ・ボンリョンさん演じる相手方の弁護士(名前を忘れてしまった…)は、大手法律事務所にはいないタイプの弁護士で、最初大手に就職してそのままキャリアを積んでいく弁護士にとっては、このようなタイプの人とかかわることって本当に重要なのでしょうね。
そして何より、小者悪役のミヌ弁護士が送り付けた内部文書を、ボンリョンさん演じる相手方弁護士がヨンウに返すシーンもまたグッときました。
#13,14はミョンソク弁護士が気になって仕方ない
このドラマで一貫して私が推しているミョンソク弁護士ですが、なんと胃がんのステージ3と診断されてしまいます。#13では裁判中に倒れてしまうという衝撃的なシーンも…
#13でミョンソク弁護士と別れた元奥さんとのエピソード、ミョンソク弁護士の「私はなんのために頑張ってきたのだろう」と話すシーン、どれもこれも観ていて「ミョンソク弁護士がんばれ!」と応援したくなります。
大手法律事務所でそれなりに出世してきたのでしょうから、家庭より仕事優先になってしまっていた時期があったのでしょうね。
しかし入院したミョンソク弁護士に別れた元奥さんが面会に来ているということは、関係が最悪なわけではなかったのでしょうか。
奥さんの「ミョンソク弁護士が仕事に夢中で、一緒にいても孤独を感じていた」といった趣旨のセリフを話していたところ、すれ違いは取返しのつかないところまで来てしまっていたのですね。
しかし最後の2話、ミョンソク弁護士はどうなってしまうのだろう?
気になって仕方ありません。
コメント