7月から始まった夏ドラマ、気が付くと観ている3つのうち2つがTBSのドラマでした。
金曜ドラマ「石子と羽男」このドラマも、「ユニコーンに乗って」とともにとても気に入って観ています。
だんだん「そんなコトで訴えます?」というよりも、訴えられて当然だろうなと思う事件ばかりになってきています。
#3はファスト映画のアップロードによる著作権法違反、#4は電動キックボードの事故による道路交通法違反、とどちらも見ごたえがありました。
忘れないうちに感想を書いておきたいと思います。
著作権法違反は本当にテレビ局が困っているのだろうな
#3のテーマはファスト映画のアップロードによる、いわゆる著作権法違反の話でした。
罪の意識が薄かった被告も、最後には土下座して監督に謝っていました。
しかし、謝られた監督は話しぶりは穏やかでしたが、最後まで許さない姿勢を貫いていました。
これは、本当にテレビ局が著作権法違反には困っていて頭にきていることを示しているのだろうな、と感じました。
話の流れからして、「反省しているならいいよいいよ、許してあげるよ」なんてセリフが監督の口から出てくることを期待して観る人もいたかもしれません。
しかし、ドラマをそのように進めなかったのは、テレビ局が「著作権法違反は許さない」という意思表示をドラマを通してしたのだろう、と感じました。
犯人のミスはお粗末だった
#3ではファスト映画をアップロードした人物が監督の事務所で働くスタッ(助監督?)でしたが、ファスト映画に本編では公開されていないシーンが入っていることに、羽男が気が付くことから犯人が身内にいるという推理が出てきます。
実際に監督も、公開初日の犯人の反応をみて彼がアップロードしたのだろうと疑っています。
しかし、身内の人間である犯人が、本編で使われていない映像をファスト映画にのせてアップロードするミスをするでしょうか。
これは確信犯だったのでしょうか?本編に出てこないシーンをファスト映画にのせて映画を観る人の数を増やしたいという意図でもあったのでしょうか。このあたりのエピソード、自分が見逃していただけで、なにか説明があったかな?
#2のエピソードの犯人だった塾の職員も、犯行動機が複雑でよくわからなかったです。
もう少し犯人側の描写が多くあってもよいかな、という気がします。
電動キックボードの無免許化は本当に止めてほしい!!
#4では電動キックボードで人にぶつかるが、そのあと話がこじれて救護義務違反になった、という話でした。
このエピソードではぶつけられた人の方が悪い設定でした。
実際にどうしようもなく悪い奴だったわけですが、電動キックボードがどれだけ危ない乗り物なのか、もっと煽ってほしかったくらいです。
車を運転する者、そして歩道を子どもと歩く者の立場から、電動キックボードの無免許化には本当に懸念しかありません。
最後に石子が「これから無免許でも運転できるようになる」旨、お話ししていましたが、なぜテレビで電動キックボードが危険であることをもっと示してくれないのか、と少し残念に思いました。
#4の羽男の服はカッコよかった
町弁に勤めているという設定からか、羽男が着ている服はびしっと決まったものではなく、どちらかというとラフな感じの服を着ていることが多いです。
しかし、#4の第2回公判で着ていた服はなかなかおしゃれでカッコよかったです。
いつもぶかぶかの服を着ている印象を受けますが、これもキャラの設定からでしょうか?
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