一度観だすと止められないドラマ、それがブラックリストだと思います。
「マンネリ化している」そんな評価もありますが、私はとても好きです。
シーズン8は最初の数話を除くと、しばらくエリザベス・キーン(リズ)が出てこなかったので、気持ちよく観ていたのですが、また出始めましたね。
それはリズが準主役なので仕方がないことですが、準主役を好きになれないドラマも珍しい!
驚きのエピソード(1)レッドの恋愛?
まずは何といっても、エピソード13に描かれているレッドの恋愛エピソードでしょう。
ブラックリストシーズン1からシーズン7を通じても、レッドの恋愛エピソードなどほとんどないのではないでしょうか?
正直な話、私はレッドの恋愛エピソードを期待していません。とはいえ、あのレッドという人物の恋愛(普通の人間味ある行動)を観てみたいと期待する方々もおられるのでしょう。
そういった期待に応えるエピソードだったのかもしれませんが、結末は予想できてしまいます。
結局ハッピーエンドにはたどり着かない結末で、本当に残念!アンには生きてほしかった!
驚きのエピソード(2)ミスターキャプランの幻影
リズが迷う度にミスターキャプラン(ケイト)の幻影が、リズの背中を押す発言をします。
ケイト、味のある役で結構好きでしたが、今振り返ると登場していたのはシーズン4までなのですね。
シーズン4の最後に橋の上から飛び降りますが、本当に死んだのだろうか、と疑ってしまう最後だったので「実は生きていたのか⁉」と錯覚してしまうシーンです。
レッドの右腕でありながらリズの味方をしてしまうところ、乳母だったのなら仕方がないのかもしれません。
しかし、まさか幻影となってまたしてもリズの味方をして、レッドを倒すために働きかける!リズの願望をビジュアル化したものなのか、ケイトの強すぎる怨念がビジュアル化したものなのか…
アンが倒れてレッドが救急車を呼ぶ通報をしている時、リズはレッドを撃つ絶好のチャンスだったのにここでは撃たないのですね!
このあたりの行動がどちらつかずのキャラの象徴で、リズを好きになれないところです。
アラム、がっかりさせないで!
シーズン8を通じて、アラムのリズに対する甘々な態度にがっかりさせられることが続きます。
アラムだけは「ミスターレディントン(字幕もレッドさん)」と、レッドに敬称を付けて話すところも、とても好きです。
しかし、リズに対する甘々な態度がこれほど続くと、リズのアンチである私はがっかりです。急にパリで再会するときは、もっと毅然としてほしかったな。
レッドの正体は?
ブラックリストはレッドの正体が一体何者なのかが、全シーズン・全話を通して鍵になるテーマなのだと思います。
シーズン1など序盤の段階で、レッドがロシアのスパイである可能性など、なかなか考えられなかったと思います。
以前、レッド演じるジェームス・スペイダーさんのインタビュー記事でも、「レッドがどこに向かうのかは誰にもわからない」という言葉がありました。
シーズン8でもしそれが暴かれるなら、終わりが近いということでしょうか?それは寂しすぎる!
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