年末に観始めた今際の国のアリスですが、なんだかんだ立て込んでいてシーズン2のラスト2話を観ておらず、ようやく観終わりました。
結論から申し上げますと「え、こんな終わり方するの?」と拍子抜けしてしまったという感想です。
最後の最後、アリスとウサギがリアル世界で再会する場面は確かに泣けました。
「散歩しませんか?」とアリスがウサギに問いかけるシーンはとてもよかった!
でも、原作を読んでいない自分には、設定が複雑すぎたかな?
この物語はアリスが心停止していた1分間で、アリスの頭の中で起こっていた出来事だったということでしょうか?
#7 仲間たちがなぜ生き残っているのか?
もっともこのドラマらしく最高の見せ場だったと思うエピソード7、スペードのキングとの死闘が繰り広げられます。
スペードのキングはなぜあんなに強かったのだろう?
あの人、結局誰だったのか?アグニの昔の仲間なのでしょうか?シーズン1で出てきましたっけ?
残念ながら、この死闘で三吉彩花さん演じるアンが死んでしまいます。
しかし、何よりもすごいのが、何発も撃たれて即死したのでは?と思ったはずのヘイヤが生きていたこと、
さらにすごい勢いで腹を何度も刺されたクイナも生きていたこと、これにはびっくりです。
仲間も容赦なく殺されてしまうところがこのドラマの特徴だと思っていたので、「あ~ついにやられてしまったか!」と思った矢先に、この二人が生き残っていたことにはかなり拍子抜けしてしまいました。
ちなみに、死闘が始まる前に、アリス・チシヤ・ニラギの三つ巴の銃撃戦が展開されますが、こちらでも撃たれたチシヤ・ニラギは死亡せず。
チシヤ、生き残ってくれてよかった!
#8 ミラの洗脳工作の長台詞 寝てしまいますよね
エピソード8は80分もあり、なんだか韓国ドラマの1話のように長いのだな、と観る前から構えていました。
最後のげぇむ、ミラとの戦いですが、今までのげぇむと全く様相が異なります。
ミラの洗脳工作に負けず、げぇむから降りなければ勝つということで、今までのエピソードであった手に汗を握るようなハラハラした展開ではありませんでした。
激しいげぇむを観続けて疲れているであろう視聴者に、若干配慮したのでしょうか?
ミラを演じた仲里依紗さんがすごかった、というありきたりな感想しか出てきません…
余談ですが、仲里依紗さんは、テレビで演じているのを観ているだけでは全くその良さがわからず、あまり好きではなかったのでした。ファンの皆様ごめんなさい。
でも、YouTubeのチャンネル「仲里依紗です。」を観て、その豪快過ぎるキャラをみて好きになりました。
今回のミラ役、YouTubeに映っている素の仲里依紗さんとは違い過ぎてびっくりです!
さすが役者さんですね。
絶望の中にわずかな癒し? 絶妙なラスト
げぇむ終了とともに、元の世界へ戻ることを選択したアリスたち、
渋谷に隕石が落ちたという設定もすごいですが、そこでアリスは友人を亡くし自分だけが生き残ったことに絶望しており、このまま暗い展開でこのドラマらしいラストを迎えるのか?と思いきや、
自販機の前でウサギとばったり会うシーン、そしてその二人のやりとりはとてもよかった!
本当のラストに、わずかな癒しを残してくれていました。
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