楽しみにしていた火曜ドラマ「ユニコーンに乗って」、2022夏ドラマの中で最終回をいち早く迎えてしまいました。
結論から申し上げると、残念でした。
#8までは楽しく観ていたし、感動する場面もあって結構好きなドラマだったので期待していたのですが…
一つのエピソードに色々詰め込み過ぎ
このドラマが最初から10話の予定だったのか、途中で打ち切られて10話に縮められたのかはわかりません。
しかし、10話に無理やり押し込んだ感が満載です。
「大人の青春ドラマ」とは何を第一に描きたかったのでしょうか。
佐奈と功の恋がうまくいくこと?小鳥さんが夢を実現させること?ドリームポニーが会社として成長していくこと?
私が個人的に一番観たかったのは「ドリームポニーが会社として成長していくこと」です。
視聴者によってドラマに期待することは色々あるでしょう。
若い視聴者さんはきっと恋愛話が観たかったのかな?
エピソード数が限られているなら、ドリームポニーが成長していくところにもっと絞ってたくさん描いてほしかったな。
結局サイバーモバイル社とM&Aをした後の話が、佐奈がサイバーモバイル社の取締役会に出て社内のトレーニングシステムに対する提案をしてそれっきり?それは寂しすぎますよ!
M&A後のドリームポニーの話がほとんどなかったな~
小鳥さん、夢がかなってよかったですね!
このドラマでとても好きだった登場人物、西島秀俊さんが演じる小鳥さんですが、
以前のエピソードの中で「いつかは教育分野にかかわりたい」と話しをされていました。
ドリームポニーに就職した時点で小鳥さんの夢はある程度かなっているのかもしれませんが、プロジェクトに応募して地方の学校でITを教えるという、本格的な教育に取り組めることになって、本当に良かったです。
ユニコーンは小鳥さんだった?
ところで、小鳥さんと佐奈のやり取りはこれまで心温まる場面が多かったのですが、最終回のやり取りは観ていて理解するのが少し難しかったです。
結局「ユニコーンに乗って」のタイトルを紐解くと、小鳥さんがユニコーンだったということがこのドラマの結末なのでしょうか。
小鳥さんが就職してくれたから、ドリームポニーが順調に成長していった、ということだったのでしょうか。
確かに小鳥さんがキーパーソンとなって、会社のピンチを救う場面が多くありました。
自分が期待していた会社の成長シーンは、既に過去のエピソードで盛り込まれている、ということでしょうかね。
おじさんが会社の成長シーンを期待しすぎていたということですね!
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